日産自動車、三菱自動車、ルノーの三社連合は、今後5年間でEV=電気自動車の開発などにおよそ3兆円を投資する方針を固めたことがわかりました。
関係者によりますと、日産、三菱自動車、ルノーの三社連合は、EVの開発競争が進む中、競争力を高めるためさらに連携を強化します。具体的には、今後5年間でおよそ3兆円をEVや電池の開発などにあてるといいます。開発した電池や部品を共同で使うことでコストを削減する狙いです。
こうした方針は、27日に行われる三社の合同会見で説明される予定です。EVの開発をめぐっては、日産はEVなどの電動車の開発などに2兆円を投資した上で、2030年度までに23種の電動車を市場に投入すると発表しました。
また、トヨタ自動車は2030年までにEV30車種を展開し、その新車販売台数を350万台にすると発表していて、開発競争が加速しました。